前回の、花柄模様のしろへびが好きなものの答え合わせをしたいと思います。
本のタイトルは【○○○のすきなヘビのおふじ】です。
選択肢は、おもち、おかね、おはな、おとこ、おさけの5種類でしたね。
答えは、
...その前に、このお話の紹介をさせてください。
ざっと、あらすじから。
子どものいない老夫婦がおりました。
ある日、おじいさんは、山でヘビの卵を見つけます。おじいさんは、鳥などに食べられてしまうといけないと思い、家に持ち帰っておばあさんと一緒に育てる事にしました。
しばらくすると、孵化します。
生まれてきたのは、ミミズサイズのとても可愛いヘビでした。老夫婦は、おふじと名付け、このヘビをとても可愛がります。
ヘビのおふじは、異常なスピードで成長します。孵化してひと月でおじいさんの背丈をこえ、胴回りが太い竹程になりました。
おふじが庭にいると、村の子ども達も集まり、一緒に遊びます。ですが、このおふじの大きさに危険を感じた村人大人達は、おふじを山に捨てるように老夫婦に警告します。老夫婦は、泣く泣くおふじを山に捨てます。
ある日、おふじは、山の池に落ちた庄屋の娘を助けます。庄屋は大喜びで...
....んんんっ?(*・~・*)
これって、【ヘビの子しどこ】とよく似ています。
同じヘビなのかな?
『おふじ』と『しどこ』の共通点
◎子どもいない老夫婦に大切に育てられる
○成長スピードが早い
✘何も悪い事していないのに、[何かあったらダメだから]と、村人から山に捨てるように言われ、泣く泣くお別れをする
◎山に捨てられ、住み着いた場所には、今まで見たこともないような活気あふれた花の名所になる
○住み着いている近くの池に庄屋の娘が落ち、それを助ける
◎庄屋がお礼にと、今後の老夫婦の世話を引き受ける事を約束する
『おふじ』と『しどこ』の相違点
○おふじは卵から、しどこは子ヘビから老夫婦と一緒に暮らす
○おふじの好きな食べ物が、一般爬虫類から外れている
◎おふじは、村の子どもと仲良し。しどこは、人間との関わりは老夫婦のみ
○山に捨てられた後、おふじは山の祠に住み、しどこは自分で穴を掘って住む
✘庄屋の娘が池に落ちた頃、おふじのおじいさんは、病気で寝たきり極貧生活をしている
○庄屋に老夫婦の世話を約束され山に戻った後、おふじは[神]として祀られる。しどこのその後は不明
相違点と言っても、文字数は【○○○のすきなヘビのおふじ】の方がはるかに多いので、作者(編者)の脚色のせいかもしれませんね。
さて、答えの発表をしたいと思います。
まさかの食べ物ですが、正解した人いましたか?
物語の途中、山に捨てられる辺りで、ヘビ飼育者としての気持ちがモヤモヤしましたが、
おふじが居なくなってから、おじいさんの元気が無くなる→→→おふじが山に住むようになってから、山の自然が活気あふれる
という事に気付けば、おふじの持っているパワーをより広範囲に有効活用できたので、物語としてはスッキリしたと言えるでしょう。
おじいさん死んでいませんし、金持ちの世話を受けられましたしね。
とても素敵なお話でした。( ╹▽╹ )
最後の最後に、
まさかの重大発見が!!⊙.☉
さて、ここでも問題です。
私、ニョロケロが【おもちのすきなヘビのおふじ】の読後余韻に浸っていた時、ある事に気が付きます。
それは...?
1 【ヘビの子しどこ】と作者が同じ
2 【にぎりめしがすきなだいじゃ】と作者が同じ
3 【ヘビのネロネロ】と作者が同じ
申し訳ございませんが、答え合わせは、各自で探してお願いします。
追記
『はとば』の17日振りの作品です。
少なっ(゜o゜;
まあ、ファジーマウスしか食べていないから当たり前かな。
ちなみに末っ子の『あずき』は、それより大きなホッパーマウスを食べています。