さかな１ぴき なまのまま

私の大好きな絵本です。

作者は『１００万回生きたねこ』で有名な、さのようこさん。（フレーベル館）


この絵本に登場するのは、おばあさんと、そのおばあさんと一緒に暮らすねこ。そして、道で出会うへびと純血種のねこのお嬢さん達。




物語は・・・
ある日、突然ねこは「ともだちをさがしにいく」といって、家を出て行きます。

道で出会ったのは、同じく友達を探しているヘビでした。
でもねこは、もっと普通の友達が欲しかったので、へびと別行動をしようとします。
そうこうしているうちにねこは、純血種の可愛いお嬢さんねこに会いますが、『（要約すると）雑種ねこのくせに』と、馬鹿にされてしまいます。

「いえがらを　はなにかけるなんて　ほかに　かけるものがない　ひとたちです」

泣いているねこに、ヘビが言います。




このヘビがとてもいいヘビで、私がお友達になりたいくらいです。


うちのヘビも、こんなヘビに育てば嬉しいな～、と、物語を読む度に願ってしまうくらい、本当に『いい性格のヘビ』なんですよ。



物語の最後はと言うと、それは直接読んでみてください。




ネコ好き、ヘビ好きには、胸がジ～ンとする物語です。