ニョロンとケロン

主にペットのヘビとカエルのお話です。

ペットの死を考える

昨年は病気と寿命で、大切な2匹のヘビとお別れをしました。

 

 

高齢のヒバカリの『ひばり』については、自分なりに最大限のお世話をしてきたと思っているので、思い出せば悲しいですが、「今までありがとう」と、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

その一方で、病気で亡くしたゴーストコーンの『うら』には、本当に申し訳ないと後悔しています。

獣医さんが提案した安楽死についても、今後のため今一度考えてみようかと、


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愛玩動物協会の会誌のバックナンバーを取り寄せました(私は2級資格を持っていますが会員になっていないので、個別注文しなくてはいけません)。

 

 

 

冊子の中で【動物の安楽死選択の目安】というものがあったのですが、

 

・耐えがたい肉体的苦痛で苦しんでいる。

・肉体的苦痛を排除、緩和するための方法が限界に達している。

・「食べられない」「自力で排泄できない」「歩くことができない」など、QOLが著しく低下し、その動物らしく過ごすことができない。

・死が避けられず、死期が迫っている。

・家族全員の合意が得られている。

 

とあり、特に3番目のQOLの低下…の件では、読んでいるだけで底なしの穴に落とされたような、後悔後悔後悔の念に悩まされてしまいました。

 

 

 

ペット飼育者の目指すところは、

“寿命を全うさせる”

こと。

 

幸せな時間を過ごし、最後の時にはお互いが「ありがとう」と思い合えたらいいですよね。

 

でも、ペットも人間と同じで、思いもよらぬ病気や怪我になることもあります。

 

この冊子には、いざその時になって考えるのではなく、ペットが元気な時にこそ【その時】の対応を考えておきましょうとありました。

 

 

現在我が家には、11年になるアルビノコーンの『ひなた』がいます。一般に、コーンスネークの平均寿命は10年~15年といわれています。

 

私にとって『ひなた』は、特別思い入れのあるヘビなので、最大級の心の準備をしていかなくてはなりません。

 

 

 

このブログを見てくれている方で、ペット飼育をしている方がいましたら、ぜひ一度、ペットとのお別れの時について考えてみてください。

 

きっと今まで以上に、一緒に生活している“今この時”を大切にすると思いますよ。