昨日の受診の続きになります。
はっきり言って、オマケのような話なので、適当に流してください。
の検査が終わり、いよいよ本蛇の登場です。
長いこと待たされたせいか、完全に寝てしまっていました。
そんな『ひなた』を起こし、先生の前に出します。
先生:「デカいね~!」
私:「これでも多少は痩せたんですよ。拒食したまま♀を追い掛けまわしているから……」
先生:「この子が、♀じゃないの?」
カルテを見直しました。
そして、♂と記載があるにも関わらず、
先生:「本当に♀じゃないの? 卵持っていない?」
『ひなた』のふくよかな腹部を眺めます。
以前、検診に連れて来たときも「デカいね」と言われましたが、今回は【卵を持った♀】のようだと言われてしまいました。
『ひなた』の上半身を指し、
先生:「ここまでは普通のコーンスネーク」
『ひなた』の下半身を指し、
先生:「いやいや、これはおかしいわ~」
『ひなた』のふくよかな腹部をムニムニと触ります。
さすがに『ひなた』も嫌がり初めて、逃げようとします。
先生:「元気そうだね」
私:(元気が無いなんて、一言も言っていません)
先生:「もし、薬を飲み終えても状態がよくならないようなら、一度、レントゲンと採血をしようか?」
私:「このデブさと、緑色のって関係がありますか?」
先生:「多分、ない。でも、この太さは気になる」
一般的に赤系のコーンスネークは、体が大きなものが多いらしいですが、『ひなた』の腰回りは異常らしいです。
人間で言うところの“洋ナシ型肥満?”
の話はどこに行った?と言うくらい、『ひなた』の性別と腰回りについて繰り返し話しました。
私:「これでも立派なパパヘビです。子どもも居ますよ!」
先生:「卵は、この子のつがいのヘビが産んだ?」
私:「(当たり前)このヘビが産んだところは見たことがありません」
先生:「………う~ん」
とりあえず、よくわからないまま診察は終了しました。
でも、先生の(のん気な)感じだと、急を要する症状では無さそうな気がしてきました。
家に帰って『ひなた』を自分のケースに放すと、敷物のバスタオルの下に隠れてしまいました。
そんな『ひなた』を見ながら、ふと別のことが気になったので調べてみました。
それは、
【コーンスネークって、単為繁殖可能なのか?】
です。
もし『ひなた』が♀だとして、『うら』が単為繁殖をしていたのなら、孵化率が悪いのも頷けます。
しばらくネットの海を漂ってみましたが、そのような情報はなく……
とにかく『ひなた』が、元気で長生きしてくれれば全て良しとして、余計な事を考えるのは止めました。
夜、私が寝る準備をしていたら、いつものように『ひなた』が布団に入ってきました。
ムニムニのお腹を触りながら、「お願いだから、緑色のはしないでね」と言い聞かせ、一緒に朝まで寝ていました。