ニョロンとケロン

主にペットのヘビとカエルのお話です。

頑張って生きています

今回は、ベランダのバケツメダカについてです。

 

元々は、ヒバカリ用の非常食として飼育していたのですが、ヒバカリ亡き今、洗濯ついでに餌やりをする程度となっていました。

 

何匹いるのかもわかりません。

 

このバケツメダカの中に、1匹だけとても気になるメダカがいます。


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この子です。

 

この子の存在に気がついたのは、去年の11月でした。

 

てっきり死にかけているのだと思い、それならいっそのこと、カエル達の餌になってもらおうと、網を入れて掬おうと思ったら、

 

めちゃくちゃ動くし  Σ(゚Д゚)

 

なんだか可愛そうになったので、カエル達にあげるのをやめました。

 

どちらにしてもこの冬は越せないだろうと...実際、今冬は、ニョロケロ地方もかなり冷え込み、何度もバケツ上部に、分厚い蓋のような氷がはりましたし。

 

 

 

3月になり、暖かい日が続くようになって、ふとバケツを覗くと、生きていました(上記の画像)。


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そして、人の気配を感じ取ると、必死で縦泳ぎをし、餌をねだりにきます。

 

よく見ると胸びれが異常で、普通の魚のように横には泳げず、底に沈む時もひっくり返ってしまうようでした。

 

胸びれが、トビウオが水面上を飛ぶ時のような、背に向かって曲がっています。


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※イメージ

 

それでも頑張って生きている姿を見ると、なんだかチビ兄ちゃんの『はとば』と重なって見え、急に愛おしくなってきます。

 

一般的にメダカの寿命は2年らしいので、どちらにしても今年でお別れになると思いますが、その日が来るまでは見守っていきたいと考えています。