相変わらず、口呼吸をする『ひばり』。
口を開ける度に、ピチッピチッと粘着音が聞こえてきます。
点鼻薬と内滴薬を用意し、『ひばり』の顔をのぞき込むと、
なんと、右鼻まで完全封鎖していました!
ニョロケロ:「……………」
嫌がる『ひばり』を捕まえて、内滴薬を飲ませ、そのまま点鼻薬付きの綿棒で鼻を擦りますが、穴が小さすぎてほじれない……以前に、私の視力ではよく見えない。
『ひばり』にとっては、拷問に近い薬の時間です。
あまり長時間、鼻づまりと戦っていると、『ひばり』にとって身体的・精神的にもよくないので、適度に行い解放します。
解放された『ひばり』は、直行で水入れに顔を突っ込み水を飲みます。
頭丸ごと水につけているなら、鼻に詰まった物もふやけて取れそうな気がするのですけどね。
敵(鼻くそ)は、なかなかしぶといです。