名古屋港水族館でお客さんに人気がある生き物と言えば、シャチ、イルカ、ベルーガ、ペンギン、アザラシ、クラゲ(?)でしょうが、じっくり館内を見て回ると、実に面白い変な生き物もたくさんいます。
【ホシマダラハゼ】
“成長すると全長が35cmにも達し、ハゼの仲間では日本で最大と言われています。夜行性で、小魚や小型の甲殻類などを捕食します。”
【ヤマトトックリウミグモ(右側)】
“細い針金のような体をしていますが、体の中に収まりきらない消化器官や生殖腺は、足の中まで入り込んでいます。 オスは、卵をかついで運び、守ります。 ウミグモの仲間(ウミグモ網)は、クモ(クモ網)に似ていますが、異なる分類群です。”
【ムラサキヌタウナギ】
“無顎類(むがくるい)と言われる脊椎動物の中で、最も原始的なグループの生き物です。
顎が無く、舌で削り取って餌を食べます。 刺激を受けると大量の粘液を出すのも特徴の1つです。”
生きた化石
【オキナエビスガイ】※でんでん虫に見える方
“一般に巻き貝の仲間では、鰓など本来一対になるべき器官が片方しかありません。これは、殻のねじれに応じて、体が退化したためと言われています。
しかし、オキナエビスガイの仲間は左右一対の鰓を持つなど、巻き貝の祖先と呼ばれる生物の特徴を幾つか残しています。”
【オオグソクムシ】
“福井県以南~台湾の太平洋岸、水深150~1000mの深海に生息しています。体長は約12cmになり、等脚類(ダンゴムシやフナムシの仲間)の中では、日本最大級です。”←12cm?もっとデカく見えましたが……
【トラザメ(&卵)】
“北海道以南から東シナ海の、浅海から水深1500mぐらいの深海にまで生息し、全長50cm位似なります。”
↑なんか、奇妙な形です。