ニョロンとケロン

主にペットのヘビとカエルのお話です。

脱衣介助(ヘビ)

朝4時頃、トントンと衣装ケースの蓋をつつく音で目が覚めました。


我が家の衣装ケースには、服は入っておらず、代わりにコーンスネークが入っています。(単に専用ケースが無いだけですけど)


アメラニコーンの『ひなた』も、ゴーストコーンの『うら』も、脱皮期間中で引き籠もっていたので、

「どっちかが脱皮して、トイレがしたいからケースから出せ!って言ってるのだろう」

と思い、ケースを見ると、『ひなた』がこちらを見ていました。


やはり脱皮したようで、顔の色艶が綺麗になっていました。

ペットシートを用意しケースの蓋を開けると、待ってましたとばかりに飛び出してくる『ひなた』。


でも、



脱皮が完了していません!


おデブな腰回り(?)に、脱皮殻が丸まりくい込んでいます。

……まあ、いつものことなんですけどね。


ヘビは、ストッキング(または、靴下)を裏返しに脱いでいくような感じで脱皮します。

頭が小さく下半身デブの『ひなた』が、一本脱ぎをしようとすると、太い腰回りで引っかかってしまうのは当然です。

いくら頑張ったところで、抜け殻の上部が伸びることがありませんので………


(というわけで、もう『ひなた』の綺麗な一本脱ぎの脱皮殻を手に入れることはできないのです。すべて、小物作り用の抜け殻となります。)


とりあえず、『ひなた』の腰回りにくい込んでいる丸まった抜け殻を掴み、本蛇には、前方へ進んでもらいます。

ほんの一カ所だけが難関なのです。

そこを越えれば、後は自分でスルスルと脱ぐことができます。


そうして、脱ぎ残しもなく綺麗になった『ひなた』は、尻尾を高く上げペットシートにフンをします。




その後は、脱皮期間前と同じように、部屋内をウロウロと徘徊し、飼い主の二度寝の妨害を上手にしてくれました。


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ボロボロになってはいますが、一本でつながっています。